新型コロナの第3波に備える
Twitterの医師垢を見ていると、新型コロナの第3波の襲来に対する警戒感が高まっていますね。
僕は情報収集能力と分析力がまあまあ高いので、トイレットペーパーなどの紙類が無くなることもいち早く予見していました。なんで紙類が不足するようになることが分かったのかというと...これを説明すると長くなるのでやめておきます。
EARLの医学ツイート on Twitter: "大阪の人工呼吸器装着患者数も第3波に入っています… "
手を洗う救急医Taka(木下喬弘) on Twitter: "もうこのウイルスとの戦い方はわかっているはず。
さっさと感染を収束させないと、長引く自粛は経済も心も疲弊させます。
みなさま、今一度感染対策の見直しを。
東京で新たに294人感染 8月20日以来最多に:朝日新聞デジタル https://t.co/jOUjv9zuXr"
直近の東京都モニタリング会議資料
重症者が増加(40代〜)… "
廣橋猛@コロナ禍の病院でテレビ電話面会を広めます on Twitter: "明らかに第三波到来
やれることするしかない… "
新型コロナへの対策はすでに分かっていますが、僕の周りでも例えばマスクをしていない人や手洗いをしない人が増えています。もういちど公的機関の情報を参照してください。
新型コロナウイルス感染症対策分科会から、”感染リスクが高まる「5つの場面」”という分かりやすい資料が出ています。これは目を通しておいてください。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/bunkakai/teigen_12_1.pdf
公的機関である内閣官房が、新型コロナウイルス対策をまとめています。他のページは情報量が多くてごちゃごちゃしていますが、忙しい人はここだけ見ておけばいいでしょう。
新型コロナ対策は公的機関のHPに書いてあることだけをやればいいです。ゴミ情報を流す困った人やメディアがありますが、公的機関のHPに書いてないことはやる必要はありません。
新型コロナウイルス(COVID-19) スマートライフのために|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
内閣官房の特設サイトでは、こういった分かりやすい啓発ポスターのリンクが張ってあります。もちろん、すべて公的機関が作っているポスターです。著作権フリーなので、自分でプリントアウトをして職場やお店に貼っても法的な問題ありません。
内閣官房の特設サイトでは、「新型コロナウイルス 対策FAQチャットボット」というサービスがいつの間にか始まっていますね。トップページに行くとチャットができます。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
試しに質問してみたら、こんながっかりな感じになりました。ボッチで寂しいお前らの話し相手にはなりませんね。
病理医でアメリカのNIHの研究員をやっている峰宗太郎先生の回答も参考になります。ゴミ情報やトンデモ情報が出回って公的機関が対策をするまでにタイムラグがありますが、峰先生の回答を読んで勉強しておけば余計な情報に振り回されなくて済みます。
峰先生の回答はショーンさんがまとめていて、峰先生ご本人も公認されています。
峰宗太郎先生の回答(運営ショーン) (@covid19_shaun) | Twitter
情報量が多いと思ったり判断に迷った場合は内閣官房の特設サイトなどの公的機関のHPだけを見て情報を削ってください。
日本は外国と比べると新型コロナ対策に成功していて、基本的な感染症対策を徹底すればGoToトラベルやGoToEatキャンペーンなどを使って経済を回すことができます。しかし、多くの人が基本的な対策を怠り医療資源が逼迫すればGoToキャンペーンの早期終了もあり得りえます。