保湿に効果があるヒルドイドの類似製品
ヘパリン類似物質を0.3%(100gあたり0.3g)含んでいる第2類医薬品は保湿に効果がありますが、濃度不明の医薬部外品にはヘパリン類似物質の濃度が記載されていません。
保湿剤についてはやさしい皮膚科医先生のnoteを読んでください。
やさしい皮膚科医先生は会社から1円ももらっていません。悪いインフルエンサーや悪い医者に騙されないようにするための情報発信をしているいい意味でぶっ飛んだお医者さんです。
ヒルドイドの類似製品はたくさんありますが、間違って医薬部外品を買わないようにしましょう。下の商品には紛らわしい名前や説明が書いてありますが、商品に含まれているヘパリン類似物質の濃度が不明なので保湿に効果があるかどうか分かりません。間違って買わないようにしましょう。
下の商品も医薬部外品ではありませんが、やはり濃度不明なので効果があるかどうか分かりません。間違って買わないようにしてください。
ここから上は効果がありません。買ってはいけない商品です。
ここから下は保湿に効果がある商品について説明します。
第2類医薬品であればヘパリン類似物質の濃度の記載があり、保湿の効果があります。
保湿に効果がある第2類医薬品で、僕のおすすめはこれです。
有効な濃度のヘパリン類似物質を含む第2類医薬品の値段は安くても50mlあたり1200円くらいします。このピアソンHPローションは50mlあたり800円で、しかも油分をほとんど含んでないローションタイプです。さらさらで、使い心地は化粧水に近いです。
5本セットは3980円なので初期投資が大きくなりますが、3本セットもあります。3本セットは1本あたり900円です。
使い方についてはこちらを読んでください。フォームはオイルフリーですが、ピアソンHPローションはフォームの次に油分が少ないローションタイプで、おそらく日本で一番安く買えるヒルドイドの類似製品になります。
僕はマツモトキヨシのヒルメナイドローションも使ってみましたが、同じローションタイプでも油分が多くて乳液に近い感じでした。こちらはピアソンHPローションと同じ50mlで1300円もします。
100mlだとちょっとだけ安くなりますが、ピアソンHPローションほどではないです。
マツモトキヨシのヒルメナイドシリーズはなぜかライバル会社のココカラファインなどでも販売されている人気商品で、インターネットでは1人あたり2本までしか買えないようになっています。
HPローションの5本セットを買ったときは、「1本あたりに換算すると爆安だけど誰がどう考えても5本も要らないだろ」と思いましたが、想像以上に使い勝手が良くてわりと早く一本を使い切ってしまいました。5本買って良かったです。
新型コロナ対策で僕は1日に何回も丁寧に手を洗っています。何度も手を洗うと油分が失われるので、手には第3類医薬品のワセリンを塗っています。
何かしらの肌トラブルがある場合は僕のような素人ではなくて、プロの皮膚科医に相談してください。やさしい皮膚科医先生は良い皮膚科医を見分けるコツについても書いています。