情報をアップデートして端末代と通信費を見直そう!
iPhoneSEの64GBがそこそこ安くなっていますが、PCを使わない人にとって、たったの64GBの容量でやりくりするのは非常にハードルが高いです。
あまり使わない人には本体容量が64GBでも困ることは少ないですが、よく使う人にとってたったの64GBでやりくりするのはとてもストレスが溜まります。iPhoneの良さを全く活かせません。
どうしてもiPhoneを使いたい人は本体容量128GB以上のものを選びましょう。128GBが買えない人は悪い事は言わないのでAndroidにしましょう。
スマホを選ぶときの基本的なポイントはこの3つだけです。
★本体容量(ROM)
★メインメモリ(RAM)
★CPU
★カメラの性能
順番に説明してきます。
★本体容量(ROM)
ROMはロムと読みます。ストレージなどとも呼ばれることがあります。iPhoneの場合は今のところはROMを増やすことはできません。
Androidの場合は外付けのmicroSDカードを買ってきて挿入すれば安く本体容量を実質的に増やすことができます。microSDを使うと、本体容量ではなくmicroSDにデータを保存することができます。
並行輸入を扱っている怪しい業者の商品は避けたほうがいいです。粗悪品の場合はデータが飛んでしまう可能性があります。
microSDの値段は128GBで2000円くらい、256GBは4000円くらいです。Androidのほとんどの機種はmicroSDを挿せるので、本体容量が64GB以上あればストレスなく使うことができます。
★メインメモリ(RAM)
メインメモリが大きいほどより動作が重たいアプリを動かすことができます。メインメモリiPhoneだけでなく、Androidでも増やすことはできません。
LINEだけなどあまり使わない人は3GBくらいあれば十分です。
それほど重たいゲームをしない人であれば今のところ4GB以上あれば十分です。
★CPU
CPUも重要な性能です。現時点では、4GB以上のAndroidに搭載されているCPUは廉価なものでもストレスなく動作しますのであまり気にする必要はありません。
★カメラの性能
カメラを使う人にはカメラの性能も重要です。1万円後半から3万円くらいのスマホのカメラは当たり外れが大きいです。購入する前にレビューを読んでハズレを引かないようにしましょう。
カメラの性能はカメラのレンズ×ソフトウェアの性能×端末の性能になります。カメラの画素数はある程度は参考になりますが、カメラの画素数が多いからと言ってそれに見合ったクオリティの画像や動画が撮れるとは限りません。価格に見合ったカメラが欲しい場合は価格コムのレビューを見るといいでしょうう。
カカクコムを使うと、コスパが高いスマホを効率よく選ぶことができます。simフリーでRAMが4GB以上で絞り込んで安い順番にソートすると、こんな感じになります。
レビューが3点台の後半以上のものを選びましょう。レビューが3.5よりも低いものは何かしらの問題があります。いくら安くても値段に見合った性能がないとゴミです。
レビューが高くても、発売された時期が古いものは避けてください。だいたい2年から3年以内のものであればほぼ問題ないでしょう。
この条件でも1万3000円からスマホが買えます。
この中からレビューが低いものを避ければ大きなハズレはありません。
あとは自分が何を重視するかによります。iPhoneSEの64GBは安くなったと言っても今の時点では4万円近くしますが、AndroidだとmicroSDを合わせてもたったの1万5000円くらいからストレスなく動く端末が買えます。
iPhoneとAndroidでは、同じくらいの機能であればだいたい2倍くらいの価格差があります。iPhoneの最新機種以外では、iPhoneでしかできないことはほぼないと思います。
下のようにRAMを8GB以上で絞り込んでも4万円くらいから買えます。
simフリーの機種は、docomo/au/Softbankなどのキャリアと契約をしていてもsimカードを挿れるだけですぐに使えます。端末が壊れたらsimフリーのスマホを自分で買ってきてsimカードを挿し替えたほうが安いです。もちろん、キャリアのサポートは使えなくなります。
以前はLINEモバイルやiijみおふぉんなどでsimカードを契約して、自分で端末を買って挿したほうが圧倒的にコスパが良かったんですけど、最近はキャリアが自社の顧客のために囲い込みのためにお得なキャンペーンをやっているのでキャリアの方がいい場合があります。
キャリアと契約する場合でも、最近ではsimカードのみを契約することができるようになりました。
格安simの場合はiijみおふぉんあたりがおすすめです。LINEモバイルはソフトバンクに買収されて料金プランが分かりずらくなってしまいました。
みおふぉんはLINEモバイルと違って自由に契約するギガ数を選ぶことができます。自分がどの程度の通信容量を使うのかを把握することができれば通信費をとても安く抑えることができます。
親世代であまり外でスマホを使わない人は2GBで十分な人も多いです。2GBだとたったの858円です。5分のかけ放題を付けても+500円で1358円になります。これで維持費を計算しましょう。
毎月の通信容量が2GBで十分な人は1万5000円のAndroidのスマホで十分です。スマホを3年で買い換えるとすると、端末代は15,000÷36≒417円です。
通信費と端末代を合計すると、1,358+417=1,775円になります。
YouTubeプレミアムに加入すると、スマホに音楽や動画を保存できるようになります。iPhoneSEの64GBだとストレスが溜まりますが、本体容量64GBのAndroidに128GBまたは256GBのmicroSDを挿すとパソコン並みの容量になります。もちろん、無くなって困る大事なデータはパソコンまたはクラウドでバックアップしておきましょう。
パソコンの値段も安くなりました。ブラウジングやエクセルでちょっとした作業をする程度だったらこのくらいの性能のミニPCで十分です。
重さはたったの127gです。これに1000円か2000円くらいのキーボードと2万円くらいのモニターを足せば、一昔前の立派なデスクトップパソコンよりもハイスペックなパソコンになります。ミニPCは軽いので片付けも移動もラクラクです。パソコンについては別記事でまとめることにします。