juku123’s blog

タイガー・褌・チェンのブログです

中高生向けの正しい英語の勉強のやり方

そのへんの塾や高校で英語を教えている先生のレベルはものすごく低いです。

 

本当に英語ができればアメリカの大学を卒業して就職すれば新卒でもこれくらいの給料がもらえます。繰り返しますが、これは新卒の初任給です。

 

news.yahoo.co.jp

 

みなさんが払っている学校や塾の学費では新卒の英語の先生にこれだけの給料は出せないので英語ができない英語の先生しかみなさんの周りにはいません。

 

今はインターネットがあるので自分で効率のいい勉強のやり方をググって勉強した方がいいです。

 

多くの人が英語の勉強のやり方をスタートから間違っています。どのレベルの人もだいたい間違っているんですけど、全部を書くと長くなるので中学校では英語がそこそこできた高校生向けに書きます。もちろん、意欲があれば中学生からスタートしてもいいです。

 

この間本屋に行ったら速読英単語の入門編が久しぶりに改定されていて大きな宣伝をしていました。速単はいまやスタンダードなテキストになっていますが、必修編は大多数の高校生には難しいので必修編で必死に勉強するのは効率が悪いです。

 

入門編は悪くはないんですけど、入門編は公立高校の英語の入試で90%以上取れたような生徒でないと難しいと感じるはずです。

 

速読力を付けるには、現時点ではBasic2400を使うのがベストです。

 

amzn.to

 

Basic2400に収録されている英文の大半はこういったダイアログ(対話)形式になっています。

 

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学校の教科書も大多数の高校生には難しいです。高校レベルの教科書は中学で習った学習事項をほぼ100%理解できていないとつまづきます。

 

何県でもいいんですけど、今の時点では公立高校の英語の入試で100満点中90点くらいでいいのであれば関係代名詞は全く勉強する必要はないです。関係代名詞を全く知らなくても英語では90点くらい取れて他の教科が悪くなければその都道府県のトップの高校に入れます。

 

僕は大学入試でも高校入試でも実際の試験時間の半分もあればどこでどんな文法が使われていて...ということを分析しながら問題が解けます。この程度のこともできない英語の先生が正しいと思っている英語学習法はとても効率が悪いです。

 

Basic2400の使い方は最初の方に書いてあります。そのとおりにやれば効率よく英語の勉強を進めることができます。

 

Basic2400は大学生や社会人向けのテキストなのに、中学レベルの英語から始まっています。ということは、Basic2400を買っている大学生や社会人は中学レベルの英語から勉強し直さないと思っているということです。

 

それに対して、高校生に英語を教えている英語の先生はバカしかいないので、本当は中学レベルからやり直さないといけない大多数の高校生に高校のテキストを使って日本語で喋り倒すだけの授業をやってしまっています。頭がどうかしていますが、本当に英語ができる人は日本で給料が安い英語の先生はやらないのでしょうがないです。

 

高校の英語の教科書を作っている大学の先生たちも頭が悪いです。高校の教科書は出来が悪いのでどのレベルの高校生にとっても不要です。高校の教科書はゴミなので買わないようにしましょう。

 

中学校で英語が得意だった人もBasic2400で勉強してください。Basic2400は基本的に音源に合わせて英文を見ながらお手本をまねしてしゃべるだけです。細かいことを説明すると長くなるのでここでは省略します。

 

高校生8割くらいはBasic2400を使っていいレベルには到達していないので、他のテキストを使って中学レベルの英文法からやり直す必要があります。それも長くなるのでここでは省略します。

 

速読力を付けるには速読英単語や出来の悪い高校の教科書ではなく、Basic2400のようなダイアログ形式のテキストを最初に使うべき理由について説明します。

 

Basic2400では音源が付いています。最初の方は毎分120語くらいのゆっくりとした速さで英文が読まれています。

 

大学入試の英文でこれくらいの速さで読むことができればだいたいどこの大学でも余裕で合格点が取れます。僕も含めて大学入試レベルの英文を最初から毎分120語のスピードで読むことはできないので、基礎から始めて徐々にステップアップする必要があります。

 

どこから始めるかというと、ここからです。

 

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このレベルの英文を毎分120語で読めないのに、なんでこれよりもはるかに難しい高校の教科書や速読英単語や大学入試レベルの英文を毎分120語で読めるのか僕には理解できません。

 

中学の教科書は収録されている英文の量が非常に少ないです。例えば関係代名詞が使われている英文を見てすぐに理解できるようになるには関係代名詞が使われているたくさんの英文を何回も読んだ後です。

 

文法の説明を聞いてすぐに理解できる人はほぼいないですが、関係代名詞も分からない生徒に関係副詞の説明をしているイカれた英語教師はたくさんいます。

 

これくらいの中学レベルの簡単な英文を、毎分120語から150語程度のゆっくりとした速さで読む練習をしていないのに、高校レベルの英文を毎分120語から150語程度のゆっくりとした速さで読めるようになることはまずないです。

 

ダイアログ形式の英文をたくさん読むと、速読の基礎を固めるというという目的以外でも様々な利点があります。

 

ざっと思いつくままに挙げるとこんな感じです。

 

★内容が具体的ストーリーを把握しやすいので単語や文法事項の意味を類推しやすい

★単語の使い方を覚えるための良い補助になる

★文法事項の使い方を覚えるための良い補助になる

★リスニングの点数が上がる

★筆記試験の点数が上がる

★ライティングで使える

★英会話でもそのまま使える

★共通テストの英語の試験(リスニング含む)でも高得点が取れるようになる

 

順番に説明していきましょう。

 

★内容が具体的ストーリーを把握しやすいので単語や文法事項の意味を類推しやすい

高校の教科書や速読英単語に収録されている抽象的な文章よりも日常生活を題材にしたダイアログ形式の英文は具体的な内容が多いため、知らない単語や分からない文法事項がでてきても意味を類推することができます。

 

意味の類推は英文を読んで理解する際にもとても大事な技能です。dreamという単語の意味を聞かれて答えられない人はいないですが、Basic2400に収録されている最初の英文に出てくるDo dogs dream?という分の意味を答えられる人は非常に少なくなります。

 

この場合は夢ではなく夢を見るという動詞で使われています。こういう単語は中学レベルの単語の中にはたくさんあります。出来の悪い学校の教科書でしか勉強をしたことがない人は戸惑うでしょう。

 

★単語の使い方を覚えるための良い補助になる

 

lookという単語の意味を知らない人はまずいないですが、lookという単語を覚えていてもlookを使った英文を作れない人はたくさんいます。命令文以外ではlookが単独で出てくることはほぼありません。

 

Basic2400の最初のダイアログにはlook on the Internetという英文が出てきます。インターネットで調べるときにlookという動詞を使いたい場合はonを使います。こういうのは理屈では分からないです。何回も声に出してそういうものなんだなということを肌で感じるしかありません。

 

Internetは文中なのに大文字になっています。説明することもできますが、日本語で説明を聞いても大多数の人は明日にはInternetのiを大文字で書くのを忘れます。

 

★文法事項の使い方を覚えるための良い補助になる

 

lookは動詞ではなくて名詞に変わることがよくあります。英語の先生はこういった説明を生徒の前で日本語でしゃべるのが大好きですが、説明を聞いても実際に使えるようにはなりません。

 

実際に理解して使えるようにするには、より多くの英文を読んでいろいろな場面でlookという単語に出会う必要があります。

 

高校では関係代名詞を理解していることを前提にして関係副詞の授業を平気でやっています。同じ単語が英文の中の配置によって品詞と意味が変わるという文法事項は中学レベルです。この文法事項は共通テストでも国立大学の2次試験でも私大の試験でも関係副詞よりもよく出てきます。

 

★リスニングの点数が効率よく上がる

 

リスニングの方が点数が取りやすいです。リスニングは会話形式の問題が多くなります。

 

会話形式の問題は内容が具体的で身近な話題が多いので多少わからない単語や文法事項があっても意味をつかみやすいです。

 

昔勉強を教えていたときに高校3年生から「リスニングはどうやって勉強したらいいか」ということを聞かれて驚愕したことがありますが、ダイアログや英文を読む練習はほぼ毎日やってください。ほぼ毎日やって結果が出るのは早くて1ヶ月後とかそんなもんです。

 

★筆記試験の点数が上がる

 

筆記試験にもいろいろな種類の問題が出てきます。共通テストではなくなりましたが、文法や語法の問題でもBasic2400に収録されている英文で使われている文法や語法がよく出てきます。

 

文法や語法は速読英単語や出来の悪い学校の教科書で覚えるよりも、Basic2400のような意味をつかみやすい簡単な英文で覚えたほうが効率がいいです。

 

そもそも速読英単語や出来の悪い学校の教科書を使っている人たちは1分あたりどれくらいの速さで英文が読めるのでしょうか?

 

Basic2400の音源を使いながら英語を喋っている人たちは1分間に120語から150語くらいの速さで英文を読むことになります。

 

例えば教科書の全訳をやってその解説を先生から聞くという学習方法だと1分間に5語とか10語とかそれくらいの数字になるんじゃないですかね。1分間に10語としても、Basic2400の10分の1以下です。こんな効率の悪い勉強方法を何年継続しても英語はできるようになりません。

 

★ライティングで使える

 

英文を書く前にたくさんの英文を読んでいろんな情報を頭にインプットしておく必要があります。Basic2400は簡単なレベルから少しずつステップアップしているので、いきなりドンとレベルが上がる学校の教科書よりもつまづく確率が低くなります。

 

Basic2400に出てくる中学レベルの英文が書けないのに、高校の教科書に載っている立派な英文を書けるようになることはないです。

 

ライティングは思い浮かんだ英単語を並べるのではなくて、英文そのものや単語や文法事項が組み合わさったかたまりをつないで必要に応じて形を変える作業です。

 

一定レベル以上に到達すると論理的な英文を書くことを要求されるようになります。Basic2400のシリーズには良書が揃っています。Basic2400が終わったらDaily1500や速単やCore1900などに無理なくステップアップすることができます。

 

★英会話でもそのまま使える

 

そもそもダイアログ形式の英文をたくさん声に出して読む練習をしないと英語で会話はできるようにはなりません。それに対して、出来の悪い高校の教科書には

 

★共通テストの英語の試験(リスニング含む)でも高得点が取れるようになる

 

さっき共通テストの英語の試験を見たんですけど、大きく形式が変わっていました。速読英単語や出来の悪い学校の教科書で勉強している人はますます不利になって、Basic2400のようなクオリティの高いテキストを使って勉強している人はますます有利になりました。

 

Basic2400の存在を知らない英語の先生からは距離を取りましょう。Basic2400を知らない英語の先生が人にものを教えられるようになるには中学レベルから勉強し直す必要があります。

 

僕は歌もやっていますが、BillboardのHot100に入るような英語の歌を1曲だけ歌う難易度は共通テストの英語の試験で制限時間の半分で満点を取る難易度よりも遥かに高いです。

 

英語の先生は他にもこういう英文法・語法の問題を生徒に説かせて日本語でしゃべるのが好きな先生がほとんどです。残念ながらこういう古臭いテキストを使って勉強しても共通テストの英語の試験では点数が取れません。何年も前からそうだったんですけど、出題傾向が大きく変わった今はさらにその傾向が強くなりました。

 

amzn.to